TOEIC公式問題集の使い方&効率的に英語力を上げるコツ

みなさんこんにちは、みみまるです。

今回は、

 
読者のみなさん
TOEICの公式問題集、どう使えば効率的に英語力を上げられる?

とお悩みの皆さんに、
TOEIC公式問題集の解き方のコツや、
効率的に力をつける考え方についてお伝えします。

TOEICを受験する方であればどんなレベルであれ、
1冊は公式問題集をお持ちのことと思います。

これですね。公式問題集は現在7巻まで出ています。

模試代わりに解いてみて、
大体どれくらい正解できるかはわかったけど
TOEIC対策にはならないような・・・。

そう思って、演習に身が入らない方もいると思います。

私も、はじめはそうでした。

 

でも、SNSでハイスコアの皆さんが、
公式問題集など模試型問題集で
死ぬほど演習をしまくっているのを見て、
「これは何かあるぞ」と…。

当時TOEIC900点を何がなんでも取りたかった私は、
先輩たちのように、
公式問題集に正面から取り組むことにしたのです。

 

4ヶ月のなかで、購入した問題集は3冊。
「公式問題集1〜3」の、たった3冊です。

満点を何度も取っている方は
全巻(7巻)+αを解きまくられているようでしたが、
私には時間も足らなかったので、

このたった3冊に収録された、
合計6回分の模試を、3回ずつやりました。

その結果、めきめきと力がつき、
TOEIC900点を取ることができました。

やっぱり、嘘じゃなかった…。

 

さて、それでは、どんな使い方をすれば力がつくのでしょうか。

忙しい仕事の合間に勉強をしている方は、
ぜひこのブログを参考にして、
問題集の効率的な使い方を実践してみてください。

みなさんのTOEICスコアが
見違えるように上がっていきますように。
心より応援しています!

手順1 復習用のノートを用意する

問題演習を始める前に、ノートを1冊用意してください。

TOEIC本番まで、何度も見返すノートになります。

できれば大きすぎず、厚すぎず、
どこにでも持ち歩けて、
開きやすいノートが良いです。

私は、こちらのモレスキンのノートを愛用していました。

大きさも好みで、何よりハードカバーなので、
立っていても座っていても書きやすいし、
保存性も高いです。

これでなくても、もちろん大丈夫です。
ご自身の使いやすい、やる気の出るノートを
見つけてみてくださいね。

手順2 まずは解く

お持ちでない方は、公式問題集を購入しましょう。

お値段はしますが、元取れますので大丈夫です。

音声DLができるのが3巻からなので、
(1、2巻はCDのみ)
初めて受験の方はまず3巻を。

ハイスコア目指している方は、少なくとも3〜5巻の3冊を。

オンラインで買われる方用に、リンクを貼っておくので、
お持ちでない方は、いますぐポチッとしてしまってください。
(思い立ったが吉日です!)

手元に問題集ができたら、
中を見てみましょう。

模試ような形で、
本番と同じサイズの紙に、同じ大きさで
テストの内容が印字されています。

リスニング45分。
リーディング75分。

合わせて120分で、1回分を解きます。

最初のうちは、体力的にも結構きついので、
リスニングだけ、リーディングだけ、
というような形で解くと良いと思います。

2日で1回分を解く、というイメージですね。

マークシート式の解答用紙は何度も使えるように、
コピーをして使うようにしましょう。

解き終えたら、採点してみてください。
各パート、どれくらい正解できましたか?

解答用紙の左上に、解いた日付を、
各パートの横あたりに、
パートごとの正答した問題数(もしくは不正解だった問題数)を
書いておいてください。

あとで成長度合いをチェックすることができるので必須ですよ!

手順3 リスニングの復習

さて、採点まで終わったら、
少し休憩しつつ、復習をしていきます。

当然ですが、英語力をつけるためには、
解いている時間よりも、
復習の時間の方が100倍大切
です。

まず、間違えた問題を、
問題集でもわかるように印をつけていきます。

私はいつも鉛筆で問題番号に丸をつけていきますが、
マーカーでもいいし、とにかくわかるように。

そうしたら、1問目から、
もう1度リスニングを聞いていきます。

いいですか。

間違えた問題だけでなく、
正答した問題も、
頭からすべてもう1度聞いていきます。

なぜかというと、
正答した問題も、必ずしも120%理解して
正答できたわけではないですよね?

TOEICの英語にはTOEICのクセがあるので、
とにかく慣れることも大事
になってきます。

貴重な1問、1問を無駄にしないようにしていきましょう。

もう1度聞くと、正答できた問題のなかでも、

完全に脳内日本語変換までできて、
疑いなく正答できた、という問題と、

あ、これ当てずっぽうで正答できたやつだ、
という問題が出てくると思います。

「当てずっぽうで正答できたやつ」

を深掘りしていきましょう。

問題についている解説に、
内容が書いてあるので、
それを見ながらもう1度聞きます。

なぜ聞き取れなかったのでしょうか。

真剣に向き合ってみてください。

聞き取れなかった単語はどれですか。
聞き取れなかった音の繋がりは、どこにありましたか。

聞き取れなかった単語は、
意味を知らなかったから、
聞き取れなかったのでしょうか。

それとも、知っている単語なのに、
違う単語に聞こえてしまっていたでしょうか。

そもそも言葉として聞き取れなかったのでしょうか。

1つ1つ、分析していきます。

そして、それを、手順1で作成したノートに
記していってみてください。

間違えた理由を、です。

たとえば、

「earとyearを聞き間違えた」

とか、

「wayをwaitだと勘違いして、意味がわからなくなってしまった」

とか。

知らない単語だった場合は、

「単語の意味を知らなかった」

と書いておきます。

もちろん、その単語と意味も、書いておきます。

1度ノートに書いたら、
書いたことは忘れてしまって構いません。

すべて理解してモノにしながら
進めようとすると、挫折してしまうので。

書いたら終わり。

もう忘れて大丈夫です。

このやり方で進めていくと、
復習にたくさん時間がかかることがわかります。

時間がない場合は1冊(2回分)だけを深掘りするのでもいいと思います。

1日1パートだけ進める。

無理のない速さで進めてみてくださいね。

手順4 リーディングの復習

次は、リーディングセクションの復習です。

Part5、Part6は文法問題。

こちらもリスニングと同じく、
正答した問題も、間違えた問題も、
すべて頭から、もう1度解いていきます。

リーディングの復習は、
解説を使ってやっていきましょう。

解説にも、問題が印字されていて、
その後に日本語訳も書いてあります。

文法についても簡単な解説があるので、
自分がどうして間違えたのか、
復習ノートに書いていきます。

たとえば、

「 -ly は副詞なので、動詞を修飾する」

とか、

「any+名詞は単数扱い」

といった具合に。

TOEICの文法にはコツがあります。
たくさん解いていくと、同じ内容のメモが
何度も出てくると思います。

それを正答できるようになれば、
点数がめきめきと上がってくるはずです。

Part7は、とにかく語彙。

解説にある日本語訳と見比べなら、
意味を知らなかった単語、忘れてしまっていた単語を
復習ノートに書いていきます。

単語を書いて、意味を書く。

この際、細かい情報は不要です。

発音記号とか、品詞(名詞、形容詞、など)とか、
派生語などは書かなくて大丈夫。

その文章ではどういう意味で使われていたのか。

TOEICのクセを知るためにも、それだけでOKです。

見返すときもシンプルでいいですよね。

手順5 復習ノートを見返す

さて、TOEICの試験が近づいてきたな、
と思ったら(2〜3週間前くらいから)、
復習ノートを見返していきましょう!

解けば解くほど蓄積された、
あなた用の苦手ポイント集。

完璧にしなくて良いので、
最初から最後まで、さら〜っと
目を通す、というのを何度もやりましょう。

もし可能なら、声に出して読み上げていくと、
効果倍増です。

5回くらい目を通すと、
いつの間に身についた単語や文法が
増えてきたことを実感できるはずです。

まとめ

いかがでしたか?

今日は、「公式TOEIC L&R問題集」の解き方を
丁寧に解説してみました。

私が公式問題集を解き始めたのは、
試験の1ヶ月半くらい前。

その間に、3冊を3周、
上記のやり方で回しました。
1ヶ月半でかなり力がついたように感じましたので、
間違いないと思います。

その前は、abceedというアプリや参考書で、
各パート対策をしていました。

おすすめアプリについては、
こちらのブログも参考になると思うので、
チェックしてみてください。

各パート対策で使用した参考書についても、
近日中に書きたいと思っています。

それでは、コツコツ少しずつ、
勉強頑張っていきましょうね。

Have a nice day!

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